冠翔流居合の形は座業30 立業15 から組まれています。
それぞれの形の剣術との相違点は、剣道が、初めから互いを敵とした敵対動作から始まる、いわゆる敵との「立会」から始まるのに対し、居合道は居室での普段の生活の中に「居」ながらにして敵に「合う(遭遇する)」として形が組まれている点にあります。
また、演武では、奉納、作法や礼、形を意識しています。冠翔流居合は、膝への負担を軽減した形となっており、また、座することが困難な方でも、立業として取り組むことができ、各々が鍛錬できるようになっています。
冠翔流訓
宗家 喜多冠翔
剣詩舞瑞宗儀
由剣流時訓是詮修
人生一路古今貫
確乎不抜冠翔流